ことばとしゃしん:星座とお菓子2020年

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言葉と写真でつくるweb絵本 「ことばとしゃしん」


「わたしは ここではない

 どこか遠くの 物語に

 棲む 少女」



モデルの経験とクリエイターの人脈を活かし2014年に始めた絵本の企画。

2020年まで6年ほどコツコツ続けていました。

今見ると自分が作ったものに関してはフォントが全然ダメだな〜とか

Tumblrで作ったので作品によってバラバラだな〜とかダメな部分がたくさんあります。

webデザインを学んでまた新しく作り直したいなと考えています。


作家さんに書いてもらった原稿をビジュアル化。

・フォトグラファー

・衣装デザイナー

・ハンドメイド作家

・ヘアメイク

・イラストレーター

の力でモデルを絵本の世界に棲む女の子に変身させweb絵本にする企画です。

クリエイター同士では「作品撮り※」という認識で相互無償でスタジオ費用や製作費等の実費のみ折半で行っていました。

※ポートフォリオやBOOKに入れる作品という名目で普段は仕事として行っているプロ同士がお互いに無償で撮影を行うこと。



【制作フロー】

原稿を決める

作家さんが既に持っている作品を絵本に使用させて頂けないか交渉。

主に知り合いの作家さんの知人や、文学フリマで作家さんを探しスカウトしました。

同じ作家さんに何回か依頼する場合は0からこんな話を書いて欲しいと依頼する場合もありました。また、ミュージシャンの歌詞を原稿として使用する場合もありました。

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ビジュアル化

原稿を元に段落分けし大まかなメインビジュアルのイメージを考えます。

・モデルイメージ

・衣装 

作家さんへ言葉の意図を細かくヒアリングしながら

イメージの擦り合わせをします。

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絵コンテを作成

撮影地を検討

使用許可を取る等

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キャスティング

モデル

モデルの募集や、イメージに合うモデルが知り合いに既にいる場合は声をかけます。

カメラマン

絵コンテを元にカメラマンを募集します。

原稿に合う作風のカメラマンさんを毎回探すのは苦労しました。

衣装

案件に合わせて、衣装はリースしたり衣装デザイナーに0から制作して頂いたり、手持ちの衣装を貸したりします。靴はモデルさんの自前のものかサイズが合えば私のものを貸していました。

イラストレーター

同時進行してイラストレーターも募集します。見つからない場合は自分で描いていました。

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スケジュール管理

いつまでにどの作業をやるか全員分の工程をスケジュールに落とし込みます。

仕事じゃない分、期限を守らない方がいて予定がずれ込んで大変でした・・・

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顔合わせ、打ち合わせ

絵コンテや撮影地の共有、カメラマンとの擦り合わせに時間をかけます。

モデルさんには当日ポージングの指導を行うので、打ち合わせ段階ではカット別の心情などを伝えます。文章との対比、この文章ではこういう表情が欲しいなどを伝えていました。

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撮影当日

ディレクターとして撮影の順番とカット割を指示し、時間経過で夕日などの欲しい絵が変わる場合はタイムキーパーも行いつつ、モデルさんが疲れないように休憩を挟みつつ気を配ります。絵コンテは必要なカットはしっかり決めていきますが、カメラマンさんにしかわからない視点や撮り方があるのと、当日何が起こるかわからないという楽しみも含め、余白を大切にしていました。自分だけの絵コンテでは想像していなかった表現が生まれることもあり、現場で生まれることに一番やりがいを感じます。

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写真のセレクト

カメラマンさんにデータ納期を伝え、上がってきた写真のセレクトをします。

撮って出しで全データ送ってもらい、原稿に合わせて枚数を絞ってその分をレタッチしてもらいます。写真に文字を合わせて、その後イラストレーターさんへ。イラストに関しては写真が上がってから詰めることが多かったです。

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文字入れ

イラストを入れた写真が上がってきたら私が写真に文字入れをするか、写真とは別のテキストを画像で作って合わせるか、テキストをそのまま入れるかの3種類ありました。

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webサイト制作

webで見れる状態にしていきます。webサイトやコーディングの知識などあまりなかったのでTumblrをhtmlで編集し、コピペできるテンプレートを使用してPCの大画面で写真をぎりぎりいっぱいに見れる状態になるように試行錯誤しました。


完成!



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